普段から体を動かすことが好きで学生時代には野球部に所属していたため、体力には自信があると自信満々に話す金田さん。自慢の体力を生かすため、この業界で「職人になる」と就職を決めたとの事。
普段は先輩と2人1組で商業用の建物やマンションなど大型物件のガス工事に携わっている。
普段関わる物件は、規模が大きいことから一筋縄ではいかず、工事期間も長期に渡ることが多い。そのため、いざ現場が完了したときには達成感も人一倍大きいとのこと。
自身が携わったゲンバ(仕事の証)を、普段の生活などで通りかかった際に、当時の苦労や達成感を思い出すそうだ。
本日の作業は新築の商業用物件屋上で、空調関係の機器にガス配管を接続する工事。
いざ撮影が始まると突然の豪雨で一時作業がストップするなどのトラブルに見舞われたが、その後も真夏の炎天下のなか、手際よく材料を屋上に運び、汗を輝かせながら、次々と作業を進めていた。ガス配管の接続はお客さまへの引き渡し後に、配管の中をガスが通るので、特に気を遣っていると話してくれたが、真剣な眼差しで配管を接続していたことが印象的である。一見すると、簡単に仕事をこなしているようにも見えるが、先輩と連携しながら、体力、腕力だけでなく技量や緻密で確実な作業が必要となる繊細な仕事であった。
そんな金田さんの目標は、入社以来ずっとペアを組んでいる先輩。
どんな現場でも、瞬時に判断ができ、的確な指示ができる姿に憧れている。
現在の目標は、少しでもはやく先輩に追いつき、あらゆる現場を任して貰い、いずれは自分自身で仕切れるようになる事。
現在、職場に3人の後輩がいるとの事だったので先輩としても負けられない！？
モットーは、常に先を読み、無駄なく、段取り良く、スムーズに、そして確実にガス漏れの無いように現場を完遂させること。先輩を追いかける金田さんの姿は、終始向上心に満ち溢れていた。
プライベートでは最近マイカーを購入し、夏は海でBBQ、冬は雪山でスノーボードと充実したプライベートを過ごしており、普段休みの日には家にいることが珍しいとさわやかな笑顔で話してくれた。
