辻中 坂本光優さんメイン

先代達の技術を引継ぎ、
自らの仕事に精進する。

坂本 光優 31歳社歴:7年目

2017/04/03

今回は、病院のガス機器入替に伴い、新たなガスメーターを設置する坂本さんをご紹介しよう。
医療関係者さまや患者さまなど多くの方々が関わる病院でガスを止めて作業を行うため、時間内に効率よく作業を完了させることが重要となってくる。さらに、1人での作業となるため、あらゆるリスクを想定したうえで普段以上に入念な事前準備をおこない、ゲンバに臨んでいるとのこと。サイズの大きい配管を締め込むための力だけでなく、効率や作業スピード、そして細かい気配りが要求されるゲンバとなっている。
入社当初は、配管を締込む力やスピードを重視していた坂本さんだが、現在では培ってきた経験を生かし、配管の仕上がりや美観を意識した作業を行っているとのこと。例えば、ガスの配管ルートや支持についても工事基準を満たすことはもちろんだが、他設備の配管や建物全体の仕上がりを意識し、取付ける位置を決める必要がある。ゲンバでは一切の妥協を許さず、常に完成形をイメージして作業を行うことがモットーだと話してくれた。

そんな坂本さん、子供の頃から図画工作や美術などの分野に興味があったことに加え、水道業を営む叔父さんが身近にいたこともあり、入社前から設備業界の仕事に興味を持っていた。坂本さんが、就職について悩んでいた際、叔父さんから「設備業を仕事にするなら、いろんな職種(ガス・水道・電気など)を知った方が良い」とアドバイスをもらい、この業界へ就職を決めたそうだ。

辻中 坂本光優さん① 辻中 坂本光優さん②

入社当初は、大阪ガスのサービスショップで、設備工事全般を担当しており、日々ゲンバ知識や経験を積んでいた。ガス配管工事を担当する中で、より大きなゲンバの配管作業に興味を持ち、7年前に現在の内管工事会社に転職した。
この仕事では、出来上がった配管をお客さまに末永く喜んで使ってもらえることがやりがいに繋がるという。将来はこれからガス業界に入社してくる若い施工者さんと協力して、より大規模な物件に携わっていきたいとのこと。

また、今回使用したねじを締込むための大きなパイプレンチには特に思い入れがあり、「代々引継がれ、大先輩たちとともにゲンバを支えてきた道具だ」と話してくれた。パイプレンチを使うには、力だけではなく、力を入れる際の感触や体重のかけ方、体重移動のタイミングなどが重要だという。慣れた様子でガス配管を締込んでいく姿は、ゲンバのプロとしての自信に満ち溢れていた。
プライベートでは、最近、結婚されたばかりで楽しい時間を満喫中。仕事に夢中だった生活から一転して、現在は奥さまと2人で作る料理にはまっているそうだ。作業時の真剣な表情から、一気に優しい顔に切り替わったことが印象的だった。

辻中 坂本光優さん③
辻中 坂本光優さん④
辻中 坂本光優さん⑤ 辻中 坂本光優さん⑥

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