高校卒業後3年間のガソリンスタンドでの仕事を経験したのち、叔父の紹介でこの仕事に転職した北川さん。
今日は、新築中の集合住宅での床暖房の墨出し・共用ガス管の配管作業・浴室乾燥機の施工作業等様々な作業を行っていた。本日の作業のポイントを伺ってみると、現場での工程表をしっかりと読み、今しなければならない仕事をしっかりと段取りし、早く・安全に・きれいに施工することだと北川さんは言う。それもそのはず、北川さんは今から4年前の入社10年目より、集合住宅のガス工事現場を一人で担当している。今回も121住戸すべてを一人で作業しているというから驚きだ。自分の作業だけでなく、現場でリアルタイムに行われている他の作業から自分のすべき作業を把握しそれを難なくこなすだけの緻密な現場管理能力、作業の早さと正確さがうかがえた。
北川さんの作業に対するコダワリを伺ってみたところ、早く・美しい施工をすることだそうだ。ガス工事は、仕上がると見えなくなることが多いが、だからこそきれいに施工したいと北川さんは言う。自分の作業した箇所が見えなくなっていく、部屋が出来上がっていく過程、自分がやった分だけ進捗が見えてくるところが好きなのだそうだ。
本日は監督さんから見た北川さんの印象もうかがうことができた。「北川さんはとにかく忍耐力があり、自分に厳しく何事にもストイックに取り組んでいる。また、「1」言うと「10」分かってくれて的確に上司の言いたいことを理解し、指示せずともやってほしいことをしてくれる方」だそうだ。この仕事をするうえで身に付けた周りの状況を把握する力が培われた結果だろう。
今後期待することとして「新人の見本となってほしい!仕事ができるのは当然として人を育ててこそ1人前」との熱い激励の言葉を聞くこともできた。監督さんと北川さんとの信頼関係を垣間見ることができた。
そんな北川さんのプライベートは最近一軒家を購入したそう。また休日はお子さんと遊んだり、趣味のお酒、草野球をすることもあるという。家族のために仕事を頑張る頼もしいお父さんだ!