(左)白柏、(右)鈴木

先輩から後輩へ
脈々と受け継がれる職人魂

(左)白柏 一成 21歳社歴:4年目

(右)鈴木 真司 32歳社歴:13年目

2019/03/26

ただでさえ底冷えが厳しい京都の冬。朝から断続的に雪が舞う中、車から降りて挨拶をするやいなや、「これ脱いでも大丈夫ですか?」と防寒着を脱ぎながら「暑がりなんで」と人懐っこい笑顔で場の雰囲気を一気に和らげる鈴木さん。

今の会社は高校の進路相談の先生に「鈴木やったら」と声をかけてもらい直ぐに決まった。
会社には尊敬できる先輩もおり、その先輩を目指して経験を積んできた。

普段は1人作業だが、この日のゲンバはガスメーターを塀の反対側へ移設する作業のため、後輩の白柏さんと2人。
現状と配管ルートを確認したら迷うことなくコンクリートを斫りはじめ、その後も白柏さんへ次々と指示を出しながらテキパキと作業を進めていく。
仕事へのこだわりは、「安全」はもちろん、仕上がりのキレイさだと言う。その言葉通り、作業の一つ一つが丁寧かつ機敏な動きでムダがなく見ていて心地が良い。

プライベートではお子さんが1歳になり、お子さんと遊ぶのが趣味で家族との時間を大切にしているマイホームパパ。
子供が大きくなったら、結婚して奥さんと2人で初めたが今は休んでいる津軽三味線を今度は3人で再開できれば良いかなぁ~と人懐っこい笑顔で語ってくれた。

鈴木 白柏

一方、後輩の白柏さんは黙々と作業をしている。

白柏さんは学生時代、陸上部で走り幅跳びをしていたので、高校卒業時に身体を動かしてやり甲斐のある仕事がしたいと学校からの推薦で今の会社へ。

最初は覚えることが色々とあり大変だったが、どんなに厳しい仕事でも途中で投げ出さず最後までやりきることで、できることも増えていき仕事が楽しくなってきている。
最近では給湯器の接続やメーター取付け等のゲンバは1人で任せてもらえるようになり、お客さまに喜んでもらえることが嬉しくて励みにもなると。

「目標の先輩は?」の問いに「いないです」と、一瞬、冷めた感じがするが、よくよく話を聞くと、今は個人的に誰かを目標にするより、一日も早く一人前の施工者になりたいと言う想いが秘められていた。

仕事で身体を使うこともあり、休日は家でゲームをして過ごすことが多いと言う白柏さん。
「将来の夢とかは特にない…」と言いつつ、「強いて言うならば…一軒家を建ててガス工事は自分でしたい」と、ボソッとはにかんだ笑顔で語ってくれた。

鈴木
白柏
(左)白柏、(右)鈴木 (左)白柏、(右)鈴木

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