前職はダクト工事の施工管理士という高橋さんは、職人さんの作業を見ているうちに「現場で指示するだけでなく、自分も現場作業がしたい！」と思い、この業界に飛び込んだ。今の会社は奥様から紹介してもらい、今年で9年目になる。
この日の現場は機器工事でエコウィルからエネファームの取替え。「お客さまに喜んでいただいたときに仕事のやりがいを感じます。」と語る高橋さんは、丁寧にお客さまへ挨拶、新しく取付けるリモコンの位置をお客さまに意見を聞きながら決めていた。
機器工事ではガス配管・給水配管・排水配管・電気配線などなど…多くの配管・配線の施工が必要である。高橋さんは「配管が多いのでスッキリ・キレイに仕上げます。作業中は整理整頓を行い、慣れている作業だからこそ、丁寧かつ慎重に作業することを心掛けています。」と常にお客さまの立場に立ち、手を抜くことなく作業する姿は、まさに「ゲンバの星」である。
尊敬する先輩はUさん。「Uさんは手を抜きません。多くの現場経験を積んでいても油断することなく、丁寧かつ慎重に作業されます。」と今の高橋さんの仕事に向き合う姿勢はUさんのこだわりが反映されていると感じた。そんな高橋さんは「これからどんな現場でも任せてもらい、お客さまに満足していただける施工者になれるよう頑張ります！」と意気込みを語ってくれた。
取材の中で好きな作業はガス機器に配管をつなげる作業という高橋さん。先ほど述べたように機器工事では、多くの配管・配線を扱うが、ガス機器の配管・配線の接続位置に合わせて、家の様々な場所から配管・配線を施工する。そのため、ガス機器の接続位置に狙いを定めて、美観を考慮しながら配管の寸法計算・施工を行い、思った通りに配管接続できたときが楽しいそうだ。
趣味は学生の頃からやっているバドミントンだが、プライベートで最近流行りの“サバゲー”を始めたという。話を聞くと「コツコツと貯めたおこづかいでサバゲー用の銃を購入しました。妻には内緒ですよ。」と嬉しそうな屈託のない笑顔で答えてくれた。これで奥様にバレたかな…奥様、許してあげてください。
