今日は自社の内作場で、某工場の配管・支持材工の溶接加工をする岡田さん。
普段はゲンバに行って施工することが多いが、合間に、次のゲンバのための準備を欠かさない。色々なゲンバの工程を滞りなく進めていくためには「段取り」は重要だ。そして、岡田さんの仕事は、溶接作業であり、この業界の中でも、高度な技術が必要である。
溶接加工では、図面通りの仕上がり、溶接部分の波形などはもちろん、グラインダー作業なので足元・手元の安全に注意しながら作業しなければならない。
火花が飛び散る・・・大胆に見えるが、手先の繊細さが必要な作業である。溶接作業を通じて、配管支持部材を加工し、仕上げていくことが面白い。口数は少なめだが、一言一言、真摯に考えながら答えてくれた岡田さん。
日頃の真面目な姿勢が伺える。
ゲンバだと、狭いところ、高いところなど難しい作業が多い。そして、他業者さんの工程や仲間との役割分担等調整事が多い。しかし、ゲンバで配管が仕上がっていくのは、内作よりさらに面白く、やりがいがあるそうでそんな経験をたくさん積んで、1人前の溶接工になることが岡田さんの目標だ。
プライベートでは、週１ペース、仕事終わりに友達とフットサルで汗をかいている。
イイ車を買うことがプライベートでの近い夢だそう。
寡黙に仕事に打ち込んでいる真剣なまなざしの岡田さんだが、仕事の手を止めていただき、会話をしていると笑顔がやさしさにあふれていた。
