おじさんからの誘いがきっかけでこの業界に入った。体を動かす仕事の方が好きなのでゲンバでの仕事は向いている。
今回は新築集合マンションで浴室暖房乾燥機の設置と配管施工だ。この工事では、往きの配管と戻りの配管の接続を間違わないことに特に注意しなければならない。
そして、寸法を間違わないようにするのは、当たり前。また、傷をつけないよう細心の注意を払うよう心掛けているそうだ。
普段の中小野さんは、ガス工事も機器設備工事も担当しているが、機器設備工事の方が好き。
中でも、床暖房等の敷設工事は、図工の延長のようで面白いそうだ。
一方で集合住宅などの共用部分のガス工事ではガス管を上階まで立ち上げて配管していくことがあるが、その配管がまっすぐビシッとできた時やメーター回りの配管がきれいに仕上がると達成感があるという。
機器設備工事もガス工事も面白さは異なるが、カタチに残る仕事なのでやりがいを感じているようだ。
お気に入りの工具はプライヤー。ずん切り ボルトにそのままはさんで回せる。ナットのしめつけもできる。等々何にでも使える万能工具だそうだ。
仕事ができ、俺についてこい！という頼もしい先輩がいるらしい。その人の背中を見てると刺激を受け、自分も、「がむしゃら」に頑張ってますという中小野さん。
今後の目標を聞くと、「一人でなんでもできるようになること。そして、将来、親方となって下の子を育てたい」という。今後の中小野さんの活躍が楽しみだ。
趣味は、ゴルフと野球 会社でも野球チームがあり、休日も体を動かしてリフレッシュしているそうだ。
