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2021.07.15

『この道35年!父から受け継ぎガス一筋の匠をご紹介』

《始まりは身内の一言から!》

今回はガス業界歴35年の「2019年 内管工事会社技能コンテスト」の代表選手にもなられた辻林さんをご紹介。

23歳までは会社員として別の業種で仕事をされていた辻林さんが、ガス業界に入るきっかけは父親と叔父。元々2人は現在の会社で、父親はガス工事・叔父はガス管を修繕する仕事をされており、辻林さんはその姿を見てきていた。叔父がされているガス管修繕を一緒にやってみないかと声がかかり、職人として働き始めた。そこから34年ほど叔父と仕事をされ、その後父親と一緒にガス工事の仕事をするようになった。父親の背中を見ながら多くの仕事をしていく中、独立して作業をすることとなったのは父親が引退するタイミングだった。これまで2人作業が基本で、現場での判断も1番手として作業されていた父親がしていたため、「1人」という心細さ・責任感の重さからくるプレッシャーがすごかったそうだ。

1人で作業する初めての現場は戸建ての小さい現場だったが、今でも記憶に残っていると懐かしみながら話してくれた。

  

 

《多くの現場をこなす中での仕事に対する志!》

今日のゲンバは新築戸建てのフレキ配管作業。

配管をガス栓などにつなぐため床下に入って作業をされていた。床下配管は普段はお客さまの目につくものではないが、美観を意識して作業することを辻林さんは心掛けているという。理由を聞いてみると、ガス工事以外にも様々な他業者さまが床下作業をされる。その時に誰が見ても「この現場のガス配管はキレイに施工しているな」と思ってもらえるよう、見えるところ以外にもこだわっているようだ。

もう1つ現場で心掛けていることは「いろいろな人に声をかけ話してコミュニケーションを積極的にとること」だそうだ。1つの現場が完了するために多くの人が関わる。その中で辻林さんは同じ現場で作業されている他業者さまに自分から積極的に声をかけていき、ちょっとした雑談などをして仲良くなられている。そうすることでより現場での作業もしやすくなるようだ。今回取材をさせていただいた現場でも、他業者さまとフレンドリーに話ができる関係性を築かれていて、辻林さんの優しい人柄がでていると感じた。

     

 

《数多くの現場を経験するからこそ!》

この仕事の面白いところは「自分で考えて仕事ができること」のようだった。決まった配管ルートを現場で変更しないといけないこともある。その際は自分で考えながらルートを決めて思い描く形で作業をする。その結果反省することもあるが、上手く施工できてその完成した時は達成感を感じると教えてくれた。自分で判断するには様々な経験や知識などが必要だが、分からないことは恥ずかしがらずに人に聞くことが大事だとベテランから後輩へのアドバイスも教えてくれた。

プライベートでは昔はアクティブに運動されていたようだが、最近の休日はゆっくり過ごすことが増えたので新しい趣味を探しているようだ。世情や仕事が落ち着いたら奥さまと日本各地に旅行に行きたいと楽しそうに話してくれた。

 

 

 

 

 

 

「配管匠人™」は、北海道ガス㈱の商標です。許諾を得て使用しています。

ここで紹介している写真は一部イメージであり、日常、ゲンバでの安全管理には十分留意の上、作業しております。

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