2021.07.15
「全ての現場が思い出」熱い想いで現場を支えるこの道40年の職人さんをご紹介
《この道一筋40年の大ベテラン!》
今回はガス工事一筋でなんと40年間現場を支え続けてきた明田さんを取材してきた。
現在の会社に入社して以降、大阪北部から京都方面を中心に、大型の物件などに携わってきている。
入社当初は、当時の大先輩方から技術や知識を学び、いち早く一人前になりたいという思いが人一倍強かった明田さんだが、当時を振り返ると「先輩たちに非常に良くしてもらった」とのこと。新人にも関わらず、年齢や役職など、分け隔てなく接してくれる先輩達に憧れながら、一つ一つの現場や作業に対し、真剣に日々業務に励んできた。
《会社全体の大黒柱として!》
現在では、周囲からの厚い信頼を得ている明田さんだが、後輩施工者に印象を聞くと「会社のリーダー的な存在。仕事に対しては人一倍熱く、仲間思いの理想とする先輩である」とのこと。ご本人に後輩に対する思いを訪ねると、「昔自分が接して貰った先輩達のような環境で働いて欲しい。若い子たちが働きやすいような雰囲気を作っていきたい」と答えてくれた。
実は明田さん、大阪ガスが2016年度から開催しているカイゼン活動(工夫事例の展開活動)で、過去に3度1位を受賞した経歴を持っており、全社で最も本活動に貢献されている。
この活動への意欲がどこから湧くか尋ねると、「後輩たちが楽できるように、仕事が進めやすいように」と教えてくれた。
インタビュー前にガス工事の現場監督に明田さんの印象をお聞きした際、「社員全員が頼りにしており、心配な現場や難しい案件が入ると、必ず明田さんに相談している。担当する現場以外でも親身になって相談に乗ってくれる」と教えてくれた。
真摯にガス工事の技術を極めて続けてきたことはもちろんだが、周囲を気配る姿勢が、数多くの受賞案件に繋がってきたのだろうと感じた。
《お客さまの要望に応え続けるために!》
仕事のモットーは「ガス漏れを起こさないことはもちろんだが、お客さまの要望に応え続けること」と話しくれた。ガス工事だけでなく、他業種の方ともコミュニケーションを取り、連携したチームプレーで最高のサービスを提供するため、決して手を抜かず、「できない内容でも必ず代替え案の提案」を心掛けているとのこと。
明田さんに過去の思い出深い工事を訪ねると、「私が携わった物件すべて。完成した建物を見て日々やりがいを感じている。とにかく今の仕事が大好きである」と答えてくれた。熱い思いと持って、後輩やお客さまに想いを届ける姿勢は、まさに”配管匠人”に相応しい姿だと今回の取材を持って実感した。
《プライベートでは4人のお孫さんを持つ一家の大黒柱!》
社内外から一目おかれ、厚い信頼を獲得している明田さんだが、家に帰ると4人のお孫さんを持っており、休日は家族一同でショッピングや食事を楽しんでいるとのこと。また今回の現場で補佐に入っていた絹田さんは親戚、
過去にゲンバの星で取材された明田諒平さんは実の息子にあたる。
今回の取材を通じて、"現場一筋で高みを目指し続けてきた信念"と"将来を担う後輩たちに対する熱い想い"が終始伝わってきた。
明田さんの後輩たちが成長し、現場を支えている姿を取材できる日もそう遠くないだろうと感じた。
「配管匠人™」は、北海道ガス㈱の商標です。許諾を得て使用しています。
ここで紹介している写真は一部イメージであり、日常、ゲンバでの安全管理には十分留意の上、作業しております。