2019.04.11
父親の背中を追い続け、業界の第一線で働く職人さんをご紹介
【入社当時の思い出】
業界に入ったきっかけは同じくガス配管工事に携わっていた父親。物心ついた頃から、毎日見てきた父親を追い入社を決意。
入社当初は慣れない道工具の使い方や専門用語を覚えることに苦戦していた。
一人前になったと実感したのは、初めて一人で担当した新築マンションの施工。
それまでは、父親からガス配管工事、兄からはガス機器をメインとした住宅設備工事を教わってきたが、約30戸の物件を工事の開始から終わりまで経験することで、他業者との接し方や現場管理の方法を学び、自信がついたとともに楽しさが分かってきたそうだ。
【インタビューした現場について】
今回の現場は、兄の伸一さん、親戚の雅夫さんと三人で連携し、145戸のマンションのガス配管工事を行っていた。
作業のポイントを尋ねると、「ねじ配管の締込みで作業前は必ずねじ山の精度を確認し、締込後もトルクレンチで十分な締込みができていることを確認する」と話してくれた。
特にねじ配管は、賢二さんが最も得意とする作業で、取材中もテキパキと太い配管を締めこんでいた。
【仕事のやりがい・目標】
仕事のやりがいは、現場が竣工した際に達成感を味わえること。業界に入って22年目となるが、現場が変わるたびに新たな出会いや気付きがあるため、常に刺激を受けているそうだ。
そんな賢二さんの憧れの存在は、業界に入るきっかけとなり、その後も熱意を持って指導してくれた父親の弘さん。
「父親がいたからこそ、今の自分が成り立っている」と取材に応じてくれたが、現場1つとっても、どの作業も迅速かつ丁寧で、抜けがない父の背中を追ってきたが未だに超えることができていないと言う。
将来の目標は、今の仕事を続けていき、いつか、尊敬する父親のように周囲の人から信頼され、業界を担っていく存在になることと話してくれた。
【プライベート】
若いころはDJをしており週末はイベントに顔を出し、友人と大いに盛り上がり、リフレッシュを図っていた。
現在は、二児の父親として、週末は海に出かけ、子供と一緒に魚釣りや海水浴を楽しんでいる。
最近のトピックスは、80cmを超えるスズキを釣り上げ、家族全員で豪華な夕食を楽しんだことだそう。
陰ながら支えてくれる奥さまに感謝しており、いつか父親を超え、子供が大きくなった際に尊敬される存在でありたいとのこと。
家族・兄弟・両親に支えれら、また周囲の人からも多くのものを取り入れ、ゲンバの第一線で活躍している賢二さん。
父親の弘さんを超える日はそう遠くないだろう。
「配管匠人™」は、北海道ガス㈱の商標です。許諾を得て使用しています。
ここで紹介している写真は一部イメージであり、日常、ゲンバでの安全管理には十分留意の上、作業しております。